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病気・症状 事典


3.産科・婦人科(産婦人科)で扱う病気と症状

乳管内乳頭腫(にゅうかんないにゅうとうしゅ)


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乳管内乳頭腫(にゅうかんないにゅうとうしゅ)とはどのような病気のことでしょうか?

 乳管は、乳腺から分泌された乳汁(母乳)の通り道となる器官です。この乳管内に数ミリから数センチ程度の良性腫瘍ができることを乳管内乳頭腫といいます。30歳〜50歳の女性にみられる病気で、なかでも40歳代の女性に多くみられます。

何が原因で乳管内乳頭腫になるのでしょうか?

 明確な原因は解明されていませんが、女性ホルモンのエストロゲン(卵胞ホルモン)とブロゲステロン(黄体ホルモン)のバランスの乱れが原因のひとつと考えられています。



乳管内乳頭腫はどんな症状が出てくるのですか?

 一般的な症状は、乳頭からの異常分泌です。乳頭から血の混じったものや茶褐色の分泌物がでます。分泌量は、人によって異なります。また、まれに、柔らかく小さなしこりが出来ることもあります。



先生! 検査や治療はどのように行われるのですか。

 (1)まず問診によって、症状を伺います。次に、触診によって、乳房の状態を調べます。また、乳がんと症状が似ているため、マンモグラフィー(乳房専用レントゲン検査)や超音波検査、針生検(乳房のしこりに針を刺して組織をとる)を行うこともあります。検査による痛みはありません。
 (2)治療は、検査の結果、乳管内乳頭腫と診断されれば、良性の腫瘍なので、基本的には、特別な治療は必要なく、経過観察することになります。
 症状と病態にあわせた専門医師による適切な治療を早めに受けて下さい。決して怖がることはありません。
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