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病気・症状 事典


3.産科・婦人科(産婦人科)で扱う病気と症状

鎖陰(さいん)


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鎖陰(さいん)とはどのような病気のことでしょうか?

 鎖陰(さいん)は、性器閉鎖症(せいきへいさしょう)とも言われ、膣腔(ちつくう)の一部が閉鎖している状態のことを言います。 鎖陰は、閉鎖している部位によって、処女膜閉鎖(しょじょまくへいさ)、膣閉鎖(ちつへいさ)、子宮頸管鎖陰(しきゅうけいかんさいん)に分けられます。
 @ 処女膜閉鎖:処女膜は、通常、中央部が開いていますが、その開口部がなく完全にふさがっている状態。
 A 膣閉鎖:腟の一部がふさがっている状態。、
 B 子宮頸管鎖陰:子宮頸部(しきゅうけいぶ)の内腔(ないくう)がふさがっている状態。

何が原因で鎖陰になるのでしょうか?

 先天性な異常による病気ですが、まれに外傷などによる後天的な原因で起こることもあります。



鎖陰はどんな症状が出てくるのですか?

 思春期以前は、まったく症状がありません。思春期以降は、月経が始まりますが、月経血が排出される経路がないため、膣内に月経血が溜まり、下腹部におおきなしこりが出来たり、下腹部痛を起こしたりします。また、症状が進むと、排尿障害、排便障害をおこすこともあります。



先生! 検査や治療はどのように行われるのですか。

 (1)検査は、まず問診によって症状を伺います。次に、内診を行います。また、膣や子宮内に月経血などが溜まっていないかを調べるため、超音波検査やCT検査を行う場合もあります。検査による痛みはありません。
 (2)治療は、処女膜など閉鎖している部分を切開し、月経血を流出させ、また、流出経路を作ります。
 症状と病態にあわせた専門医師による適切な治療を早めに受けて下さい。決して怖がることはありません。
 なお、不安や疑問のある方は、診療時間内に下記まで、お電話でお気軽にご相談下さい。

 
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